
まだ遠い光―家族狩り〈第5部〉 (新潮文庫)
この本の所有者
(4.0)
7人が登録
282回参照
2011年12月24日に更新
内容紹介
浚介は游子の病室を訪れた。二つの心は、次第に寄り添ってゆく。山賀と大野は、哀しみを抱えた家の扉を叩く。ふたりの耳は、ただひとつの言葉を求めている。冬島母子をめぐり争い続けてきた、馬見原と油井。彼らの互いへの憎しみは、いま臨界点を迎えている―。悲劇によって結ばれた人びとは、奔流のなかで、自らの生に目覚めてゆく。永遠に語り継がれる傑作、第五部=完結篇。

読書履歴
2011/12/24
508ページ
2011/12/22
444ページ
2011/12/22
414ページ
2011/12/22
402ページ
2011/12/20
377ページ
2011/12/20
348ページ
2011/12/20
322ページ
2011/12/19
301ページ
2011/12/19
262ページ
2011/12/17
221ページ
他6件の履歴があります
AIが見つけた似た本
「まだ遠い光―家族狩り〈第5部〉 (新潮文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
こまきよ
Lv.129
このミスベスト10、1997年版8位。家庭内暴力の話。複数の家族の話が並行して進んでいくけど、どれも悲惨で、それらが延々と続いて息苦しくなる。ちょっときつい。後半、一瞬ミステリーっぽくなって、犯人探しで若干気がまぎれるけど、あっさり犯人ばれちゃう。最後は、現実離れしすぎて感情移入しにくい。初期の東野作品のように重いテーマに作者自身が悩みながら書いてる感じもある。

すばるば
Lv.73
人が人に与えられる影響は少ないようで大きくて、家族を初めとする身近な人達にちゃんと思いを伝えて、社会を批判するよりも立ち向かわないといけない。でも、家族を作ることの恐怖と自信のなさの方が、私にとっては大きくて辛い話だった

Kota
Lv.141

くろ
Lv.94