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まだ遠い光―家族狩り〈第5部〉 (新潮文庫)

まだ遠い光―家族狩り〈第5部〉 (新潮文庫)

天童 荒太

4
7人が登録
2件のレビュー

みんなの評価

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レビュー

こまきよ
こまきよ
2013年8月読了
このミスベスト10、1997年版8位。家庭内暴力の話。複数の家族の話が並行して進んでいくけど、どれも悲惨で、それらが延々と続いて息苦しくなる。ちょっときつい。後半、一瞬ミステリーっぽくなって、犯人探しで若干気がまぎれるけど、あっさり犯人ばれちゃう。最後は、現実離れしすぎて感情移入しにくい。初期の東野作品のように重いテーマに作者自身が悩みながら書いてる感じもある。
すばるば
すばるば
2013年10月読了
人が人に与えられる影響は少ないようで大きくて、家族を初めとする身近な人達にちゃんと思いを伝えて、社会を批判するよりも立ち向かわないといけない。でも、家族を作ることの恐怖と自信のなさの方が、私にとっては大きくて辛い話だった

読書ステータス

読了 7人

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