AIが見つけた似た本
「青色本 (ちくま学芸文庫)」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
黒笑小説 (集英社文庫)
東野 圭吾
作家の寒川は、文学賞の選考結果を編集者と待っていた。「賞をもらうために小説を書いているわけじゃない」と格好をつけながら、内心は賞が欲しくて欲しくてたまらない。一方、編集者は「受賞を信じている」と熱弁し...
講義の記録と言うだけあって、明確な章立てがなく、帯に書かれている「最も読みやすい…」とは裏腹に、かなり苦戦をしいられる。
我々が信じる物、感じるもの、日常のコミュニケーション、これらは言葉を用いて表現される。しかし、その言葉の意味は、事実や実体との明確な対応がある訳ではなく、あくまで、その用法によって決まるという逆説的な側面を有している。例えば「期待する」とか「感じる」という語の複数の文法的用法を区別しないことが、哲学的思索に困難をもたらすと。
また、文に現れる「私」という言葉は、他の誰かと常に置き換え可能ではない。私という言葉は、自分の心や体という実体を表すという勘違いが、混乱を生んでいるという指摘は面白い。
思考は言葉によってなされる。つまり制限される。だから、思考の限界を広げるには、言葉の文法の限界を超えることではないか。そんなことを考えた。