
この本について
ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。1970年12月3日、かくいうぼくも、夏への扉を探していた。最愛の恋人に裏切られ、生命から二番目に大切な発明までだましとられたぼくの心は、12月の空同様に凍てついていたのだ。そんな時、「冷凍睡眠保険」のネオンサインにひきよせられて...永遠の名作。
みんなの評価
5
5
4
3
2
1
レビュー
かなり面白い!
タイトルが「夏への扉」と言う平凡な小説を装ってたせいで、興味が湧かずずっとスルーしていたが…なんと言う良作!今まで食わず嫌いで読まなかった自分に文句言わざる得ない。
内容は1970年代をスタート地点にしたタイムスリップ小説。もちろんSFの巨匠ハインラインの著書なので、偶然のタイムスリップではなく、コールドスリープ、タイムマシンとSFおいしいとこどりで展開。若干、書いた年自体が古いので、時代が彼についてきてはないが、SFなので問題ない。
話は恋愛のもつれで復讐に至るというよくある題材だが、まさか寝取られ失恋話があんな時空を超えた復習劇になろうとは、まったく予想出来なかった。
そして猫のピートの運命も劇的で素晴らしかった!
タイトルが「夏への扉」と言う平凡な小説を装ってたせいで、興味が湧かずずっとスルーしていたが…なんと言う良作!今まで食わず嫌いで読まなかった自分に文句言わざる得ない。
内容は1970年代をスタート地点にしたタイムスリップ小説。もちろんSFの巨匠ハインラインの著書なので、偶然のタイムスリップではなく、コールドスリープ、タイムマシンとSFおいしいとこどりで展開。若干、書いた年自体が古いので、時代が彼についてきてはないが、SFなので問題ない。
話は恋愛のもつれで復讐に至るというよくある題材だが、まさか寝取られ失恋話があんな時空を超えた復習劇になろうとは、まったく予想出来なかった。
そして猫のピートの運命も劇的で素晴らしかった!
この本を読んでいる人(35人)
他23人
読書ステータス
読書中
1人
読了
23人
読みたい
4人