メニュー
夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

ロバート・A. ハインライン

5
35人が登録
2件のレビュー

この本について

ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。1970年12月3日、かくいうぼくも、夏への扉を探していた。最愛の恋人に裏切られ、生命から二番目に大切な発明までだましとられたぼくの心は、12月の空同様に凍てついていたのだ。そんな時、「冷凍睡眠保険」のネオンサインにひきよせられて...永遠の名作。

みんなの評価

5
5
5件
4
0件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

伊賀ちゃん
伊賀ちゃん
2013年4月読了
読みやすくてとても面白かった
買っちゃった
こーた
こーた
2013年11月読了
かなり面白い!
タイトルが「夏への扉」と言う平凡な小説を装ってたせいで、興味が湧かずずっとスルーしていたが…なんと言う良作!今まで食わず嫌いで読まなかった自分に文句言わざる得ない。
内容は1970年代をスタート地点にしたタイムスリップ小説。もちろんSFの巨匠ハインラインの著書なので、偶然のタイムスリップではなく、コールドスリープ、タイムマシンとSFおいしいとこどりで展開。若干、書いた年自体が古いので、時代が彼についてきてはないが、SFなので問題ない。
話は恋愛のもつれで復讐に至るというよくある題材だが、まさか寝取られ失恋話があんな時空を超えた復習劇になろうとは、まったく予想出来なかった。
そして猫のピートの運命も劇的で素晴らしかった!

読書ステータス

読書中 1人
読了 23人
読みたい 4人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します