メニュー
苦役列車 (新潮文庫)

苦役列車 (新潮文庫)

西村 賢太

3.3
17人が登録
1件のレビュー

この本について

劣等感とやり場のない怒りを溜め、埠頭の冷凍倉庫で日雇い仕事を続ける北町貫多、19歳。将来への希望もなく、厄介な自意識を抱えて生きる日々を、苦役の従事と見立てた貫多の明日は―。現代文学に私小説が逆襲を遂げた、第144回芥川賞受賞作。後年私小説家となった貫多の、無名作家たる諦観と八方破れの覚悟を描いた「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」を併録。

みんなの評価

3.3
5
0件
4
1件
3
2件
2
0件
1
0件

レビュー

a3h2m3
a3h2m3
2012年9月読了
内容の濃い私小説だなと思いますが、自身のすべてを出し切ってる感じが読んでて伝わります。別の作品も気になりました。

読書ステータス

読了 15人
読みたい 2人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します