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贋作『坊っちゃん』殺人事件 (角川文庫)

贋作『坊っちゃん』殺人事件 (角川文庫)

柳 広司

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1件のレビュー

この本について

四国から東京に戻った「おれ」―坊っちゃんは元同僚の山嵐と再会し、教頭の赤シャツが自殺したことを知らされる。無人島“ターナー島”で首を吊ったらしいのだが、山嵐は「誰かに殺されたのでは」と疑っている。坊っちゃんはその死の真相を探るため、四国を再訪する。調査を始めたふたりを待つ驚愕の事実とは?『坊っちゃん』の裏に浮かび上がるもう一つの物語。名品パスティーシュにして傑作ミステリー。

みんなの評価

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レビュー

あおみ
あおみ
2012年2月読了
2011年度50冊目。2011年度終了。

なるほど。戦中の時代背景と偉人、さらに本格ミステリが加わった柳広司らしい一冊だった。漱石著「坊っちゃん」を拝読したことのない私でも、十分に楽しめた。 しかし、歴史に疎い理系の私のような人物には些か頭が痛い部分が幾つかあるかもしれない。

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読書ステータス

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