みんなの評価
3.6
5
4
3
2
1
レビュー

読み始めた当初から最後まで、予想していたよりライトな印象を受けた。
当時の群が悪訳で、滑稽なもの。たっぷりの皮肉。スパイとはこういうものだ、というイメージを固める表現の多用、エリートスパイなD機関のスパイ達は大きなミス無く任務をこなす。加えてその中でもトップに立つ結城中佐というカリスマ的存在。
スタイリッシュでかっこいい、とも言えるので、好きな人は好きな作品だと思う。
ミステリーと言うには大したミスリードもどんでん返しもなく、真相まで一直線な気がしてしまったり、裏の世界で足掻く人達を期待していた私には、完璧で、大きく感情をブレさせる事の無いスパイ達の物語は合わなかったみたい。
1章の佐久間が引き続き語り手として進んでいったのなら、もっと楽しめたのかも。
当時の群が悪訳で、滑稽なもの。たっぷりの皮肉。スパイとはこういうものだ、というイメージを固める表現の多用、エリートスパイなD機関のスパイ達は大きなミス無く任務をこなす。加えてその中でもトップに立つ結城中佐というカリスマ的存在。
スタイリッシュでかっこいい、とも言えるので、好きな人は好きな作品だと思う。
ミステリーと言うには大したミスリードもどんでん返しもなく、真相まで一直線な気がしてしまったり、裏の世界で足掻く人達を期待していた私には、完璧で、大きく感情をブレさせる事の無いスパイ達の物語は合わなかったみたい。
1章の佐久間が引き続き語り手として進んでいったのなら、もっと楽しめたのかも。
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読書ステータス
読書中
1人
読了
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