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パラダイス・ロスト

パラダイス・ロスト

柳 広司

3.8
10人が登録
3件のレビュー

この本について

大日本帝国陸軍内に極秘裏に設立された、スパイ養成学校“D機関”。「死ぬな。殺すな。とらわれるな」―軍隊組織を真っ向から否定する戒律を持つこの機関をたった一人で作り上げた結城中佐の正体を暴こうとする男が現れた。英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライス。だが“魔王”結城は、まるで幽霊のように、一切足跡を残さない。ある日プライスは、ふとした発見から結城の意外な生い立ちを知ることとなる―(『追跡』)。ハワイ沖の豪華客船を舞台にしたシリーズ初の中篇「暗号名ケルベロス」を含む、全5篇。

みんなの評価

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レビュー

鷹の味噌煮
鷹の味噌煮 2012年6月読了
スパイかっこいいなあ。なにより結城大佐がいい!登場人物のキャラが立ってる。借りて読んだが、これはぜひとも買いたいと思う。
yuchan
yuchan
2012年11月読了
大日本帝国陸軍内に極秘裏に設立された、スパイ養成学校D機関シリーズ第三弾。「誤算」「失楽園」「追跡」「暗号名ケルベロス」の4編から構成されている。「誤算」で作戦途中に記憶を失ったスパイの体が覚えている行動と時おり浮かぶ心の声にぞくぞくした。「追跡」では結城中佐の幼少時の様子がわかってよかった。これからますます悪化するであろう時代にD機関はどう立ち向かっていくのか次回作にも期待。

読書ステータス

読了 10人

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