メニュー
鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐

鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐

上橋 菜穂子

4
14人が登録
1件のレビュー

この本について

2014年国際アンデルセン賞受賞第一作! 待望の書き下ろし小説登場!

みんなの評価

4
5
0件
4
4件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

Yoo
Yoo
2016年11月読了
鹿の王と言うタイトルが疑問だった。鹿の王は、群れに君臨する王ではなく、敵から逃げる際に、最後に残り身を呈して群れを守る鹿のことらしい。物語は、帝国の支配者、辺境の国アカファ、その下で暮らす各部族の思惑が入り乱れて展開する。登場人物の描写も単純ではなく、状況に応じて変わっていく。クライマックスは、最初、あれっ、と思うような呆気ない展開で、これで終わるのかなと思っていたら、ちゃんと続きが用意されていた。長い話だが、飽きることなく、読み進めることができた。

読書ステータス

読了 12人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します