
鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐
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2016年11月27日に更新
📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
鹿の王と言うタイトルが疑問だった。鹿の王は、群れに君臨する王ではなく、敵から逃げる際に、最後に残り身を呈して群れを守る鹿のことらしい。物語は、帝国の支配者、辺境の国アカファ、その下で暮らす各部族の思惑が入り乱れて展開する。登場人物の描写も単純ではなく、状況に応じて変わっていく。クライマックスは、最初、あれっ、と思うような呆気ない展開で、これで終わるのかなと思っていたら、ちゃんと続きが用意されていた。長い話だが、飽きることなく、読み進めることができた。
読書履歴
2016/11/27
560ページ
良かった、良かった
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