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宮部みゆき

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2件のレビュー

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レビュー

yuchan
yuchan
2021年7月読了
三島屋変調百物語シリーズ第7弾。「火焔太鼓」にはおおぼらけ沼の生き物の爪を芯にして作られているという秘密にびっくりしたのだが、それ以上に生き物そのものにも脈々と受け継がれているものがあった。切なかった。「一途の念」は短かく悲しかった。「魂手形」は彷徨っている魂に道標を示すことを生業にしている魂の里からきた水夫の手伝いをした話。怖かったが水面さんが可哀想でなんとかしなきゃと思う気持ちは同じになった。この百物語百まで続くのだろうか。怖いと思いながらまた読むのだと思う。
Yoo
Yoo
2022年5月読了
宮部みゆきの三島屋変調百物語の7冊目。こんな便利な太鼓があるなら欲しいな思いながら読んでいると、最後には、やはり遠慮しておこうと思う「火焰太鼓」、団子屋のおみよが語る、肺病で働けなくなった夫のために一家を支える母の「一途の念」、迷える亡魂を成仏させようとする「魂手形」の三話。2話目では、すっかり騙されてしまった。

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