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黒武御神火御殿

黒武御神火御殿

宮部みゆき

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3人が登録
2件のレビュー

みんなの評価

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レビュー

yuchan
yuchan
2021年5月読了
三島屋変調百物語シリーズ第6弾。聞き手がおちかから富次郎にかわって第一弾。「泣きぼくろ」のほくろのおぞましさ。「姑の墓」の執念深さ。「同行二人」は幽霊が気弱だったからかそれほど怖くなかった。「黒武御神火御殿」は多神教の日本人は神様を身近に感じるのだが、禁制の一神教の神に裏切られた怨念がすさまじかった。めちゃくちゃ怖かった。
Yoo
Yoo
2022年5月読了
宮部みゆきの三島屋変調百物語シリーズの6冊目。聞き手がおちかから富次郎に変わったことで、少々性格が変わったように思われる。ほくろが女を狂わせる「泣きぼくろ」、人が変わってしまった姑が末代まで祟る「姑の墓」、飛脚と幽霊との奇妙な道行「同行二人」、そして表題の「黒武御神火御殿」。一話目は怪異、二・四話目は理不尽、三話目だけが、ほっこりと言ったところ。「行っちゃ駄目だ!」と叫び出したい気分だ。

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