
狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫)
この本の所有者
3人が登録
71,897回参照
2012年6月24日に更新
📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
レビュー:
「神々の山嶺」の主人公・羽生のモデル(森田勝)の評伝であると知り、購入。森田は、人を辟易させるほど、我が強く、強烈なコンプレックスを背景に、人を傷つける言動に平気に及ぶ。本来なら単独行が向かず、寂しがりやなのに、その言動から信用されずパートナーは離れていくし、登山隊に参加しても勝手に下山してしまう。最後には、若手の花形・長谷川常男を勝手にライバル視し、グランドジョラスに挑戦し、遭難死。凄い!というより、読んでいて胸が痛くなる生き様である。
読書履歴
2012/06/24
324ページ
AIが見つけた似た本
「狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました