
永遠の0 (講談社文庫)
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前評判は聞いていたものの、その期待にたがわずの秀作!
特攻隊として死んでいった祖父について知るために、主人公と姉が行った元戦友たちへのインタビューで構成された作品。
元戦友たちも立場や背景が異なることから証言も様々で、前半から中盤までは主人公たち同様に読者にもなかなか祖父の実態が掴みづらいのだが、読み進むウチに宮部久蔵という人物の輪郭が次第にはっきりとし、最後には具体的ビジョンとして形を成すまでになっていく。
これは、様々な角度から違った見方での人物像の捉え方が効果的で、同時に以前の証言との整合性が取れてくることで段々と立体的に浮かび上がってくるといった、非常に巧みな表現方法だった。
自分があまり太平洋戦争などについての知識が深くないので、内容がどこまで史実に基づいたものなのかは判断しかねるが、「特攻」という行為がキレイ事や美談では済まなかった事実。そして当時の高級官僚たちの無能さには憤りを感じてしまう。。。ただ、この高級官僚たちの出世重視の考え方は現代社会の至る所に取り残されてる気がする。当時は国民の「命」や生活が代償だったが、現代でもそれに代わる無駄な代償が支払われてるのではないだろうか…
後半には一瞬「ファンタジーか?」と思うようなエピソードもあるが、小説としての表現力の巧さを愉しみ、そして戦争の愚かさ、人の生き方や家族との絆について考えさせられる非常に良い作品でした!!

嗚咽するほど小説で泣いたのは、いつ以来だろう。私は戦争をただ一面から捉えていた。大いにあり得る事実、戦後世代の私たちも受け止めるべきだろう。児玉清氏の解説も必見。

特攻の話。戦争の悲惨さや悲しみなどが感動的に書かれている。ともが大きくなったら読ませたい本

整体のお客さんから教えてもらった本!
なにげなく、買って読んでみた。
本を読んではじめて泣けた(´Д` )
この本にであえて本当によかったと思えるくらいの作品だ!
本にはまるきっかけになった本!


かなり面白いw最後は感動の涙(T . T)

零戦の説明会じゃん、つまんないとかなり途中斜め読みしたが、終盤になって、死に向かいあわざるを得なかった特攻隊員の辛さに泣いた。

一年に一冊というくらいの出来だったかな。





素晴らしい。日本国の軍人を戦争犯罪者と思っている人達に読ませたい。

宮部の生き方、ある人間からは臆病者と呼ばれる男の生き様はもちろん、戦争や特攻についても考えさせられた。
特攻はテロリストではない。新聞記者に泣きながら怒鳴りかえした老人の新聞社に対する怒り。

重たい。途中で断念

何度も涙が溢れ、とまらなかった。
この本を読み、戦争とは?特攻とは、
なんだったのか?と深く考えさせられた。いま、自分の人生があるのは、
犠牲になって亡くなった、沢山の命の
上にあるのだと…


「必ず生きて帰ってくる」戦死した特攻隊員の祖父。孫が訪ねた戦友の証言から真実の姿と運命が明らかになる。


戦争という事実についてのフィクションには元から興味がわかない。
世界大戦の史実を知りたいなら、数ある事実に基づく書物を読んで自分で考えた方がいいし、
ただの小説だと思ってストーリー展開を楽しみたいなら他にもっといい小説がある。結局宮部久蔵が生に執着したと言われてるほどの理由がわからない。

号泣

ノンフィクションに限りなく近い小説。大地の子以来の衝撃。ページがすすむのが早い早い。宮部久蔵のなんとかっこ良いことか。完全に惚れる。今一番のお気に入り本。


命は何事にも変え難い。現代では意識することはなかなかないけれども、常々意識するように心がけたい。
時勢にあっても、ぶれないこと、大切なものを守るという信念を忘れないよう。
感動した。後半は何回も泣く。最後は震えた。売れてるのも納得。友だちから回って来るのずっと待ってたけど、映画化されそうだし、買っちゃいました。作者の百田 尚樹って人30年ほど前にラブアタックのだめアタッカー振りをTVでリアルタイムで見てたのでとても興味あった。現在、放送作家ってことなので、中島らものガダルの豚のようなエンタメ系を想像してけど、太平洋戦争を真面目に扱ったシリアス系でした。そういや、太平洋戦争の本って読んだことないです。偶然、本日の朝日新聞の夕刊にミッドウェー海戦の記事が載ってたけどこれ読んじゃうと面白くないですね。




久々に心の底からこみ上げて来る感動でうるうると来た。読み進むほどに宮部久蔵の真の姿が次第に浮かび上がってくる。これは戦争体験物語ではない、壮絶なラブストーリーだ。全日本人特に若者に読んでほしい作品。

最後に大号泣。



感動したー!

家族を守ること、責任感、軽薄な昨今だからこそ価値のある小説になっている。


戦争の話についての本は初めて読んだと思う。
映画見た後だったから、読みやすかったけど、映画見ないで読んだらチンプンカンプンだったと思う。きっと全部読めなかった。。
特攻隊の話がメイン。
自分の本物の祖父が特攻でなくなった
その孫が、祖父がどんな人だったかを巡るストーリー
途中、ゼロ戦に乗って神風特攻隊で敵艦に突入していった人たちを
ある種テロリズムと同じであると言い放っている人が出てきて
正直、すごい意見だなと思った。
確かにそれはそうとも捉えられてしまう行為だったのかも知れないけど
やっぱり、この話を読んでもそうじゃないんだと思う。
神風特攻隊として生きた、
その心境を考えると計り知れない。
よくそんな世の中を生きてきたと思う。
やっぱり、戦争は嫌だ。
そんなことで、簡単に人の命が消えるのは悲しすぎる。


結構面白かった
泣けはしないが

主人公の宮部久蔵は愛する家族と会うため生きて帰ることを願うゼロ戦パイロット。戦争の悲惨さや愛することを考えさせられる。読み終わった後涙がとまらなかった。

前半は単調でややしんどい。
ラストは驚愕で感動的。すごい。


最後がいい。
宮部久蔵の愛と責任の深さ
「娘に会うまでは死ねない。」そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。目的を失いつつあった健太郎は、姉に誘われ祖父のことを知っている人に会い調べていった。徐々に、宮部という人物像が浮かび上がってきてなんども涙した。この時代の先祖ががんばったからこそ今の時代があると心して生きたいと思った。フィクションとわかっているのだが、綿密な資料に基づくゼロ戦などの説明にわくわくするところもあり、文章も易しく書かれてあるので戦争の本は重たくて避けてきた人にも、もちろん子どもたちにも読んでほしいと思った。

50


一気読みでした。零戦のパイロットのおじいちゃんと自分達のルーツを探りながら、レポートの証言によって人物が浮かび上がってくる。


うーん。悪くない。謎ディナみたいな軽薄さは無いし、歴史で習ってない、戦争で戦った兵士の気持ちとかを読めたのはいい経験だと思う。けどなんかもの足りんな。あの姉弟のストーリー、ぶっちゃけ要らんくね?なんかそれのせいで軽くなってる気がする。けど、最後にあのヤクザのおじいさんが出てきたのは良かったかな。

2013/09/23


太平洋戦争のこと全然知らないんだなって思った。主のストーリーだけじゃなく色んなことを考えさせられた。流行にのって正解!

零戦か…。
戦争ってやっぱり馬鹿。
20131129

戦争中心の話ではあるが、さいごに次々に展開されるところに、意外性を感じた。



前評判が高かったせいもあってか、途中から最後にオチが待っている感があり、その予想を越えてくる結末ではなかった。でもこれがデビュー作というのは凄い。この作者の作風はこういう感じの男臭い、マッチョな作風なんだろうなという感じ。特攻で死んだ自分の祖父の話をまだ生きている知人の話を通して何故特攻で死ぬ事になったかが段々と明らかになる。





戦争中の話、全然知らないんだなと深く反省。戦争ものの中ではかなり勉強になり、面白い本だった。


宮部さん、最後まで良い人。景浦もきちんと助けてくれたんですね。まさか最後はこんな結末になるとは。映画も観たいし、また再読します。感動しました。


健太郎
26歳。仕事もしないでぶらぶらしている。大学4年の時から4年連続で司法試験不合格。
慶子
健太郎の4歳年上の姉。駆け出しのフリーライター。気を使い過ぎる。嫌な質問、突っ込んだ質問が出来ない。
宮部久蔵
慶子、健太郎の真の祖父。大正8年東京生まれ。昭和9年、海軍に入隊。昭和20年、南西諸島で戦死。
長谷川梅男(旧姓石岡)
昭和11年春、海軍に入隊。
藤木秀一
祖父の事務所でアルバイトをしていた。実家の父が病気で倒れ、家業の鉄工所継ぐため司法試験を断念し帰郷してしまった。
松乃 祖母
清子 母
伊藤寛次 元海軍中尉 松山市在住
井崎源次郎 元海軍兵曹長 都内の大学病院に入院中

特攻隊の話

















































































































































































































































































