メニュー
プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?

プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?

メアリアン・ウルフ

この本の所有者

6人が登録
116回参照
2010年3月10日に更新

書籍情報

ページ数:
384ページ
参照数:
116回
更新日:
2010/03/10

この本を共有する

📝 レビュー (うずちさんのレビュー)

評価:
5/5
レビュー:
自分の頭では、少し難解で、読み返してばかりいましたが
読んでよかったと思える本です。

読字の歴史や脳科学的見地からの説明があり
なかなか知的好奇心をくすぐる内容。
特に、脳にはもとから読字専門の機能がないことに驚いた。
読字がこれほど大変な、奇跡とも言えるような行動だったとは…。

しかし、それが上手くできず、苦しむ人々に対し
何とかしてあげたいという著者の愛情が伝わってくる箇所もあり、感動した。
失読症は遺伝もあるらしく、自分の家系にそのような人がいなかったか、気になってしまった。

著者は英語圏の方だし、日本語の文化とは少し違うようだが、
それでも〔読む〕という習慣を輝かせてくれた本に感謝したい。

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を7冊見つけました