メニュー
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

ジョナサン・サフラン・フォア

この本の所有者

8人が登録
56回参照
2011年10月10日に更新

書籍情報

ページ数:
488ページ
参照数:
56回
更新日:
2011/10/10
所有者:
inu inuさん

この本を共有する

📝 レビュー (inuさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
9.11で父親を亡くした少年が、父親が残した鍵に合う錠前を探し始める。祖父母が経験した第二次世界大戦のドレスデン空爆も絡め、かけがえのないものを失った人々の生活を、筆者ならではの描写で描く。テロや戦争に対する非難や主張は語られず、むしろたんたんと軽妙でさえあるが、それゆえ、読む者は喪失した者の苦しみをまざまざと味わう。登場人物それぞれ各人にしかわからない苦しみと、それとの向きあい方があり、最後に全て納得できる。

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を1冊見つけました

70.5%
フラット化する世界(上)

フラット化する世界(上)

トーマス・フリードマン

11人 5