
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
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67回参照
2012年3月23日に更新
書籍情報
- 著者:
- ジョナサン・サフラン・フォア
- ページ数:
-
488ページ
- 参照数:
- 67回
- 登録日:
- 2012/03/23
- 更新日:
- 2012/03/23
- 所有者:
-
yunishii11さん
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内容紹介
「パパがどんなふうに死んだか知る必要があるんだ」「なぜ?」「そしたらどんな死に方をしたか発明しなくてもよくなるから」9.11の物語。世界的ベストセラー待望の邦訳。


inu
Lv.65
9.11で父親を亡くした少年が、父親が残した鍵に合う錠前を探し始める。祖父母が経験した第二次世界大戦のドレスデン空爆も絡め、かけがえのないものを失った人々の生活を、筆者ならではの描写で描く。テロや戦争に対する非難や主張は語られず、むしろたんたんと軽妙でさえあるが、それゆえ、読む者は喪失した者の苦しみをまざまざと味わう。登場人物それぞれ各人にしかわからない苦しみと、それとの向きあい方があり、最後に全て納得できる。

aq
Lv.66
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