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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

ジョナサン・サフラン・フォア

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2件のレビュー

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レビュー

inu
inu
2011年10月読了
9.11で父親を亡くした少年が、父親が残した鍵に合う錠前を探し始める。祖父母が経験した第二次世界大戦のドレスデン空爆も絡め、かけがえのないものを失った人々の生活を、筆者ならではの描写で描く。テロや戦争に対する非難や主張は語られず、むしろたんたんと軽妙でさえあるが、それゆえ、読む者は喪失した者の苦しみをまざまざと味わう。登場人物それぞれ各人にしかわからない苦しみと、それとの向きあい方があり、最後に全て納得できる。
aq
aq 2013年1月読了
【メモ】図書館

読書ステータス

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