
書籍情報
- 著者:
- 長野 まゆみ
- ページ数:
-
200ページ
- 参照数:
- 13回
- 更新日:
- 2011/09/18
- 所有者:
-
obakenomoonさん
内容紹介
水琴窟という、庭先に水をまくと珠をころがすような安らかな音が鳴る仕掛け。操がそれを初めて知ったのは至剛の家の庭だった。孤独な転校生だった操を気遣ってくれた爽やかな少年至剛。しかし、快活そうに見えた彼には、避けがたい死が迫っていた。病床の至剛の求めるまま、操は庭の水琴窟を鳴らすのだが...。少年たちの孤独と淡い愛情、儚い命の凛々しさを描く表題作など珠玉の短編五編。

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📝 レビュー (obakenomoonさんのレビュー)
評価:
5/5
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