内容紹介
2人の日本人を乗せたパリからの飛行機が羽田に降り立った。わがままなフランスの老婦人の隣に座ったばかりに、機中その面倒をみることになったファッションデザイナーの春原美子と、そんな美子に一目惚れした若き柔道家、栗原正。しかし美子には、金杉というパトロンがいて...。戦後間もない日本が直面した、伝統と新たな価値観のせめぎ合いを背景に、28歳の三島が描き出す2人の恋の行方。1953年初刊、幻の長編を初文庫化。
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (黒崎さんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
今まで読んだ三島作品とは違う雰囲気のように感じた。解説で禁色との相違点などが書いてあった。卒論で使えればいいんだが。
読書履歴
2011/09/08
266ページ
2011/09/07
160ページ
2011/09/07
119ページ
2011/09/06
67ページ
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黒崎
Lv.72
今まで読んだ三島作品とは違う雰囲気のように感じた。解説で禁色との相違点などが書いてあった。卒論で使えればいいんだが。