キノの旅〈8〉the Beautiful World (電撃文庫)
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時雨沢 恵一
―モトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)の反対側で、運転手が草の上に座っていた。両足を前に出して、後ろに手をついて、そして空を見上げていた。春の暖かい太陽に、蒼い空を背景にいくつかの雲が流...
キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫)
時雨沢 恵一
空には、暖かい午後の太陽が浮かんでいました。なだらかで大きな丘を登った時、丘の向こうが見えた時、キノは驚きの声を出しました。「あれ?なんでだろう」急ブレーキをかけられて止まったエルメスも、「おや」やっ...
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よくない道だねえ、と走ってきたモトラドが言った。後輪の脇には箱が、上には大きな鞄と丸めた寝袋とコート。旅荷物をたくさん積んだモトラドだった。でもやっぱりこれは近道だよと、モトラドの運転手が言った。黒い...
キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫)
時雨沢 恵一
―「いい歌だった。歌もいいけど、歌手の声と歌い方がとても素敵だった。気に入った」「おや、キノがそこまで満足げに言うとは珍しい」歌が終わった直後から、まるでそれがスイッチだったかのように、広場には人の動...
キノの旅 11―the Beautiful World (11) (電撃文庫 し 8-23)
時雨沢 恵一
ある春の日。山からの冷たい雪解け水が、森の緑に活力を与え始める頃―。朝の日を背に受けて、キノとエルメスは、とある国を見下ろす山の上にいました。あとはもう道を下っていくと、そこにある森に囲まれた広い城壁...
キノの旅〈5〉the Beautiful World (電撃文庫)
時雨沢 恵一
そう―。この世界は美しく、そして輝いている。ボクの心を落ち着かせ、なごませてくれる。辛いことを忘れさせてくれる。それが、ボクの心がおかしくて、狂っていて、壊れていることの証明だとしても...。それでも...
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時雨沢 恵一
真っ白だった。上も、下も、右も、左も、ただ白かった。「見事に何も見えないな」「見事に何も見えないね」「でも、すぐにまた、見えるようになる」「見えるようになるだろうね」「ねぇ。見えるようになって、目の前...
キノの旅〈2〉the Beautiful World (電撃文庫)
時雨沢 恵一
砂と岩の砂漠の真ん中で、キノは空を見上げていた。晴れている。頭を下げて、石造りの口を開ける井戸を見た。涸れている。「だから言ったとおりだよ。最初からこれじゃあ旅なんて無理だよ。キノ。旅人に一番必要なの...
エピローグがシズと陸の話ですな。
このコンビは大好きなので大々的に
取り上げられるのはうれしい限り。
今回は批判じみたものは
おそらく「ラジオの国」ですね。
これは私たち大人にとっては非常にきっつい一言で。
あとがきは…ええっ!こらぁ!!