📝 レビュー (yuchanさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
今後の目標はこの作品を越えることですー作者の意気込みが感じられ分厚い本なので読み始めはビビっていたのだが一気に読んでしまった。白鳥とコウモリに例えた加害者家族と被害者家族。検事は被告を有罪にすることしか考えず、弁護士は減刑しか考えない。いったい何のために裁判を行うのか?被害者参加制度も出てきた。刑事が歩き回っている場所もくわしく書かれてあるので行ってみたくなったし、最後はぱたぱたとまとめていった感が否めないが、あとに希望が残る終わり方がわたしは気にいった。
読書履歴
2021/05/23
522ページ
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