春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
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名士アクロイドが刺殺されているのが発見された。シェパード医師は警察の調査を克明に記録しようとしたが、事件は迷宮入りの様相を呈しはじめた。しかし、村に住む風変わりな男が名探偵ポアロであることが判明し、局...
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注意することだ―ポアロのもとに届けられた挑戦状。その予告通り、Aで始まる地名の町で、Aの頭文字の老婆が殺された。現場には不気味にABC鉄道案内が残されていた。まもなく第二、第三の挑戦状が届き、Bの地で...
主人公が次女の見舞いに行った帰り、ホテルで旧友に会う。旧友との会話から自分の家族関係に疑問を感じる。砂漠のある町で汽車を待っている間、思いを巡らし、自分が家族に対して何も知らなかったと気付く。改心しようとしたが結局変わらなかった。「好きな仕事に就けない男は、男であっても男でない」は印象的だ。
知らなくても愛することは出来る。愛することは他者を慮ることと同居しない。愛する人を受け入れることと諦めることが同居する。怖くて恐ろしくて、悲しい本。私の母の「自己満足」は、このヒロインとそっくりで、はじめて読んだとき空恐ろしくなりました。