
海賊とよばれた男 下
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20120711
第1刷
20130321
第18刷

日本男児、いや日本人ここにあり!
かっこよかった。

石油をめぐる世界の歴史展開が、ダイナミックで面白かった。それにしても、日田氏とは小説に出てくるそのままの人だったのであろうか。



ヤーギンの「石油の世紀」の日本版という趣きもあり。そういう意味でも日本における石油業界の歴史と外資との関わりをエンターテイメントとして知ることができる。平易な文体も魅力ですね。




会社に一隻しかない日章丸を例え拿捕・撃沈されても国際石油カルテルの壁に矢を打ち込み、日本人の誇りと強さを世界に示した。経済封鎖中のイランと日本の橋渡しを為し、日本の石油業界の未来に火を灯した。イランに行くための交渉、ビザの発行、外貨をそろえるなどの準備、航海の様子にはらはらどきどきしながら下巻も一気読み。伝記ものは余り得意ではないのだがおもしろかった。

下巻もかなり熱い。ワクワクしながら読み切った。

























































