
鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐
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書籍情報
- 著者:
- 上橋 菜穂子
- ページ数:
-
560ページ
- 参照数:
- 142回
- 登録日:
- 2015/06/05
- 更新日:
- 2015/06/05
- 所有者:
-
ryokuenimaiさん
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鹿の王と言うタイトルが疑問だった。鹿の王は、群れに君臨する王ではなく、敵から逃げる際に、最後に残り身を呈して群れを守る鹿のことらしい。物語は、帝国の支配者、辺境の国アカファ、その下で暮らす各部族の思惑が入り乱れて展開する。登場人物の描写も単純ではなく、状況に応じて変わっていく。クライマックスは、最初、あれっ、と思うような呆気ない展開で、これで終わるのかなと思っていたら、ちゃんと続きが用意されていた。長い話だが、飽きることなく、読み進めることができた。