読書履歴
AIが見つけた似た本
「キャロリング」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)
桜庭 一樹
西暦1627年、ドイツ―魔女狩りの苛烈な嵐が吹き荒れるレンスの町で、10歳の少女マリーは“アンチ・キリスト”に出会った...。西暦2022年、シンガポール―3Dアーティストの青年ディッキーは、ゴシック...
三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)
斎藤 孝
青で「まあ大事」、赤で「すごく大事」、緑で「おもしろい」。三色ボールペンで色分けしながら文章に向き合うことは、シンプル且つ誰にでもできる読書法。最も簡単な、脳を鍛えるトレーニングツールだ。カチカチとボ...
円環少女 7 (7) (角川スニーカー文庫 153-9)
長谷 敏司
東京を恐怖に染めたテロリストとの戦いを終え、ニセ教師としての日常を取り戻した仁だったが、“公館”からの離脱により専任係官の任を解かれ、封印魔導師メイゼルも彼の管理下から外されてしまった。新たな道を歩み...
いっぱい泣けた
クリスマスの話かと思っていたら、そういうわけでもなく、単にクリスマス時期の話。なんとなく集中できず読了するのに時間がかかった。個人的には可もなく不可もなくだが、有川浩の本だという事を時々忘れるような、有川浩っぽくない感じがした。
表紙の三人の天使は虐待を受けて育ち、恋人とも別れ、今度職場が倒産することになった主人公大和俊介、両親が離婚寸前の小学生田所航平、選択肢のない人生でサラ金の取り立てをしているやくざもの赤木だ、きっと。大和は信頼できる大人がそばにいてよかった。「不幸の比べっこをしても仕方がない」名言だと思う。大和はもとより、航平も赤木も穏やかなクリスマスを迎えてほしい。人の優しさ、思いやりにあふれる有川さんらしい作品。