
📝 レビュー (yuchanさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
なんかこの感じは「英雄の書」に似ていると途中で気付いた。あまりに暗くて「英雄の書」は好きでなかったので途中でいやになるかと思っていたらだんだんおもしろくなっていき惹きこまれていった。人々がつむぎだした言葉は物語を作り世の中に影響を与えていくというような「言葉」の力というものをテーマにしている。ガラの目を手に入れた孝太郎はどこに向かうのか。都築とお茶筒ビルで「かいぶつ」と対峙したのはよかったけど。ジャンルとしてはファンタジーなので苦手な人もいるかもしれないがわたしは続きが気になる。
読書履歴
2015/08/31
424ページ
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