メニュー
悲嘆の門(上)

悲嘆の門(上)

宮部 みゆき

4.3
7人が登録
1件のレビュー

この本について

ネットに溢れる殺人者の噂を追う大学一年生・孝太郎。“動くガーゴイル像”の謎に憑かれる元刑事・都築。人の心に渇望が満ちる時、姿を現すものは?宮部みゆきの物語世界、さらなる高みへ!

みんなの評価

4.3
5
1件
4
2件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

yuchan
yuchan
2015年8月読了
なんかこの感じは「英雄の書」に似ていると途中で気付いた。あまりに暗くて「英雄の書」は好きでなかったので途中でいやになるかと思っていたらだんだんおもしろくなっていき惹きこまれていった。人々がつむぎだした言葉は物語を作り世の中に影響を与えていくというような「言葉」の力というものをテーマにしている。ガラの目を手に入れた孝太郎はどこに向かうのか。都築とお茶筒ビルで「かいぶつ」と対峙したのはよかったけど。ジャンルとしてはファンタジーなので苦手な人もいるかもしれないがわたしは続きが気になる。

読書ステータス

読了 6人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します