内容紹介
小田急線の急行通過駅・世田谷代田から徒歩五分、築ウン十年、全六室のぼろアパート木暮荘。そこでは老大家木暮と女子大生の光子、サラリーマンの神崎に花屋の店員繭の四人が、平穏な日々を送っていた。だが、一旦愛を求めた時、それぞれが抱える懊悩が痛烈な悲しみとなって滲み出す。それを和らげ癒すのは、安普請ゆえに繋がりはじめる隣人たちのぬくもりだった...。

📝 レビュー (mushi3さんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
三浦しをんさんの本は初めてだ。とても面白い。木暮荘の老若男女の四人の住人の織りなす物語。サブテーマはセックス。 各章ごとに主人公が変わる。次は誰が出てくるかワクワクしながら読み進んだ。本全体としての主人公は住人ではない並木だろうか?
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