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親子ストレス―少子社会の「育ちと育て」を考える (平凡社新書)

汐見稔幸

この本の所有者

karasu_uさん

2人が登録

738回参照

2015年5月12日に更新

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書籍情報

著者:: 汐見稔幸
ページ数:: 222ページ
参照数:: 738回
更新日:: 2015/05/12
所有者:: karasu_uさん

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📝 レビュー（karasu_uさんのレビュー）

評価:

4/5

レビュー:

パラパラと再読。要約すると、「今の子育ては昔よりリスクが高いのに、そのリスクを全て受け止める側の母親は昔よりコミュニケーションが下手で同調傾向にある。故にママさんでツルんでも子どもという未知数の物をツールにして足並み揃えて共感を得なきゃいけないので余計気詰まりで、全ては自分に、ゆくゆくは子に向かって虐待になる」みたいな話と「そういう違いが排斥される家庭で『良い子』として育った子どもが適応障害を起こして学級崩壊の引き金になったり、将来の不透明さから引きこもりになったりする。親や先生のせいってより同調社会のせい」みたいな話。解決策の一つとして、「子育ての疑問をその場で解決してストレスとして重ねて行かない」というのが挙げられていて、その点では今のの、誰でもネットが引けでもSNSで緩く繋がれるスマホ社会は有りなのではと思ったり。