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ぼくは猟師になった

ぼくは猟師になった

千松 信也

この本の所有者

5人が登録
1,178回参照
2008年12月20日に更新

書籍情報

ページ数:
224ページ
参照数:
1,178回
更新日:
2008/12/20
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
何と無しに買ってみたら想像以上に面白かった、興味深かった。

猟師になった男性の書かれた本。猟っていうと鉄砲のイメージがありますが、この方の就いたのは「ワナ猟」。

猟をする生活と言うのが事細かに記されていて、知らず知らずのうちに引き込まれてしまいました。

猟の仕掛け、獲物の解体方法、薫製のつくり方、鴨猟、スズメ猟の様子、マテ貝の取り方などなど。へーとかホーとか言いながら読んでしまいました。

しかし、この言葉にはガツンとやられた感あります。

「動物の肉を食べるということは、かなりの労力を費やす一大事です。ありきたりな意見ですが、スーパーでパック詰めの肉が売られているのを当然と思い、その肉にかけられた労力を想像しなくなっている状況はおかしいと思います。誰かが育て、誰かがその命を奪い、解体して肉にしているのです。狩猟は残酷だと言う人がよくいますが、その動物に思いをはせず、お金だけ払い買って食べることも、僕からしたら残酷だと思います。」

そうですよねー。反省。

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