
内容紹介

読書履歴
AIが見つけた似た本
「とっぴんぱらりの風太郎」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
私の男
桜庭 一樹
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...
よつばと! 7 (7) (電撃コミックス)
あずま きよひこ
Yotsuba is a green-haired and wide-eyed girl who always has her befuddled neighbors' and friends' he...
失敗学のすすめ (講談社文庫)
畑村 洋太郎
恥や減点の対象ではなく、肯定的に利用することが、失敗を生かすコツ。個人の成長も組織の発展も、失敗とのつきあい方で大きく違う。さらに新たな創造のヒントになり、大きな事故を未然に防ぐ方法も示される―。「失...
狼と香辛料 (電撃文庫)
支倉 凍砂
行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない...
紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)
片山 憲太郎
揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎のもとに、とある少女を守るという依頼が舞い込んできた。少女の名は、九鳳院紫。世界屈指の大財閥の御令嬢。詳しい事情を聞かされぬまま、真九郎は紫との共同生活を開始。彼女の...

はずみで読んだが、何しろ長い!


「トヨトミ」や「しゅららぼん」は正直つまらん、これまでの作風の焼き直しに「もう終わりかな」と思ってたのだけど、本書は、これを打ち破るまさに著者渾身の極めて骨太な一冊。忍者リストラ時代に生まれ、伊賀を追い出され、ひょうたん栽培家(?)となったプー太郎忍者「風太郎」。そんな風太郎が、ひょうたん神を助け助けられつつ、大阪城落城の中で忍者として一定の役割を果たしていく。。いやいや恐れ入りました。隅から隅まで面白く、すっとぼけた筆致に笑いながらも、最期は胸がいっぱいになりました。やはり、池上永一と並んで今後も読んでいきます。

万城目学にしては寂しい終わり方やなぁ( ̄O ̄;)