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魍魎の匣 (講談社ノベルス)

魍魎の匣 (講談社ノベルス)

この本の所有者

(4.0)
20人が登録
334回参照
2014年5月6日に更新

書籍情報

ページ数:
684ページ
参照数:
334回
登録日:
2014/03/14
更新日:
2014/05/06

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内容紹介

昭和二十七年、日本を震撼させた武蔵野連続バラバラ殺人事件。被害者たちの共通点を見出した作家の関口巽、雑誌記者の鳥口守彦、探偵榎木津礼二郎たちは事件を調査し、真実へと辿り着く。そして物語に終わりをもたらす黒衣の男が、魍魎の憑き物落としを始めるのだった――。
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📝 レビュー (とくこさんのレビュー)

評価:
3/5
レビュー:
前回以上に謎解きまでの道程が長かった。
後半は筺ノイローゼになりそうになる。
話の畳み方は上手いけど、前作よりも畳み方の勢いと、ここに辿り着くまでの労力が見合わない気がしてぐったりした。
それから最後の久保の心境は説明臭くて鬱陶しさを覚えた。

今回は大人数で動き回り、その皆が陰鬱とした気持ちになる中で京極堂の影響を受けない榎さんの自由さに好感を持った。

京極堂がすごく常識人に感じる一冊。
視点移動が多くて群像劇っぽかったけど、群像劇としてはいまいち。
群像劇ではなく結末までの材料集めだったのかもしれないけど、やっぱりかったるさを感じてしまったな。
姑獲鳥を面白く読んだので、どうしても比べると批判っぽくなる。

だけど、ラストに行くに連れて気味悪く浮き上がってくる「魍魎の匣」というタイトルには脱帽。

読書履歴

2014/05/06 684ページ
2014/05/06 572ページ 「やる方は別だ。わざわざ不可能犯罪に見せかけて得する奴なんかいねえんだよ!他人に罪を被せるとか、不在証明を偽装するとか、そう云う小細工なら解るが、密室殺人だの人間消失だのなんて怪談仕立てにして喜ぶのは探偵小説家くらいだ。それは概ね小細工に失敗してたまたまそうなるんだ。出来損ないの犯罪なんだよ。だから、失敗する前の元の形を考えるんだ。この場合、巧く行っていたなら完全にあんたの不在証明になるからな」
2014/04/19 378ページ
2014/03/23 296ページ 警察に行くにも根拠が薄弱で、それで僕んとこ来るのもどうかと思ったんだけど、ほら、彼いつも真剣そうじゃない?鼻であしらえないタイプでしょ。だから聞いてあげて。明日にでも大島さんあたりに僕から情報流してあげようかと」
2014/03/23 287ページ 木場には考えることと思うことの区別がよく解らぬ。頭を使えば主観的になる。体で知れば客観的になる。木場の基準はせいぜいそんなところだ。
2014/03/21 269ページ
2014/03/20 246ページ
2014/03/20 182ページ
2014/03/15 113ページ
2014/03/14 56ページ

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obakenomoon
obakenomoon Lv.81

とくこ
とくこ Lv.30

前回以上に謎解きまでの道程が長かった。
後半は筺ノイローゼになりそうになる。
話の畳み方は上手いけど、前作よりも畳み方の勢いと、ここに辿り着くまでの労力が見合わない気がしてぐったりした。
それから最後の久保の心境は説明臭くて鬱陶しさを覚えた。

今回は大人数で動き回り、その皆が陰鬱とした気持ちになる中で京極堂の影響を受けない榎さんの自由さに好感を持った。

京極堂がすごく常識人に感じる一冊。
視点移動が多くて群像劇っぽかったけど、群像劇としてはいまいち。
群像劇ではなく結末までの材料集めだったのかもしれないけど、やっぱりかったるさを感じてしまったな。
姑獲鳥を面白く読んだので、どうしても比べると批判っぽくなる。

だけど、ラストに行くに連れて気味悪く浮き上がってくる「魍魎の匣」というタイトルには脱帽。

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