
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)
この本の所有者
書籍情報
- 著者:
- ロバート・A. ハインライン
- ページ数:
-
686ページ
- 参照数:
- 102回
- 登録日:
- 2014/01/07
- 更新日:
- 2014/01/07
- 所有者:
-
AKさん
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内容紹介

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「“独立してること”とは“愛”のようなもので、人が何でも意味したいとおりのものを意味している。それは辞書の中で“素面”と“泥酔”のあいだにある言葉なのだ」
ハインラインの本の中でもアメリカで大人気だって?やっぱり、独立ってのは彼らにとって最高のモノなんだね。私は宇宙の戦士とかのがドラマチックだと感じた。ただ、最後の通信が遮断された射出機でのドラマ展開は最大の見せ場ですごくよかった。
マイクが話さなくなったのは管理社会からの独立を意味してたりするんだろう。地球からだけでなく、自由を手に入れるのが独立ってことだ。安全で管理された社会から、不完全で不安定だけど自由な荒波のこぎ出すような社会へ。これが一つの「無料の昼飯などというものはない(There ain't no such thing as a free lunch)」。大きな意味で展開されTANSTAAFLって訳だ。
ハインラインの作品は基本的に長いです。
だけれども一度その世界にのめりこんでしまえば
さほど気にならないのが恐ろしいところ。
海外ではこの作品が1番に入ります。
その理由、よく分かりますとも。
たった3人+αで始まった地球への反乱。
時にトラブル、そして地球の侵略を乗り越えつつ
月が自由を取り戻していきます。
やっぱりマイクはいいコンピューターだったな。
失われたのがとっても惜しいわよ。

宇宙の戦士の方が好き