メニュー
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫SF)

月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫SF)

ロバート・A. ハインライン

この本の所有者

9人が登録
268回参照
2011年5月29日に更新

書籍情報

ページ数:
686ページ
参照数:
268回
登録日:
2010/04/27
更新日:
2011/05/29

この本を共有する

📝 レビュー (机龍之介さんのレビュー)

評価:
3/5
レビュー:
 「“独立してること”とは“愛”のようなもので、人が何でも意味したいとおりのものを意味している。それは辞書の中で“素面”と“泥酔”のあいだにある言葉なのだ」
 ハインラインの本の中でもアメリカで大人気だって?やっぱり、独立ってのは彼らにとって最高のモノなんだね。私は宇宙の戦士とかのがドラマチックだと感じた。ただ、最後の通信が遮断された射出機でのドラマ展開は最大の見せ場ですごくよかった。
 マイクが話さなくなったのは管理社会からの独立を意味してたりするんだろう。地球からだけでなく、自由を手に入れるのが独立ってことだ。安全で管理された社会から、不完全で不安定だけど自由な荒波のこぎ出すような社会へ。これが一つの「無料の昼飯などというものはない(There ain't no such thing as a free lunch)」。大きな意味で展開されTANSTAAFLって訳だ。

読書履歴

2011/05/29 686ページ
2010/11/24 1ページ

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫SF)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました

75.1%
スラムオンライン (ハヤカワ文庫 JA (800))

スラムオンライン (ハヤカワ文庫 JA (800))

桜坂 洋

Aボタンをクリック。ぼくはテツオになる―現実への違和感を抱えた大学1年の坂上悦郎は、オンライン対戦格闘ゲーム“バーサス・タウン”のカラテ使い・テツオとして、最強の格闘家をめざしていた。大学で知りあった...

2人 5
74.5%
ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)

ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)

桜庭 一樹

西暦1627年、ドイツ―魔女狩りの苛烈な嵐が吹き荒れるレンスの町で、10歳の少女マリーは“アンチ・キリスト”に出会った...。西暦2022年、シンガポール―3Dアーティストの青年ディッキーは、ゴシック...

4人 5

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します