リア王 (光文社古典新訳文庫)
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シェイクスピア
老王リアは退位にあたり、三人の娘に領土を分配する決意を固め、三人のうちでもっとも孝心のあついものに最大の恩恵を与えることにした。二人の姉は巧みな甘言で父王を喜ばせるが、末娘コーディーリアの真実率直な言...
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人の本性というものは
大きなものが何にもなく手に入った時から
むき出しになるものです。
実子でないゆえに地位の欲望に駆られ、
うその情報を使って兄弟を貶めたエドマンド、
そして実父をないがしろにした挙句、既婚であるのに
エドマンドに色目を使ったゴネリル。
その一方でコーディリアのみ
ただひとつの良心でしたが…
元作はハッピーエンドなのに驚きです。
あとがき曰く、世の中の不条理を
表現したものだそうで。