メニュー
リア王 (光文社古典新訳文庫)

リア王 (光文社古典新訳文庫)

シェイクスピア

5
5人が登録
1件のレビュー

この本について

とつぜん引退を宣言したリア王は、誰が王国継承にふさわしいか、娘たちの愛情をテストする。しかし結果はすべて、王の希望を打ち砕くものだった。最愛の三女コーディリアにまで裏切られたと思い込んだ王は、疑心暗鬼の果てに、心を深く病み、荒野をさまよう姿となる。

みんなの評価

5
5
1件
4
0件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

miyan
miyan
2015年6月読了
人の本性というものは
大きなものが何にもなく手に入った時から
むき出しになるものです。

実子でないゆえに地位の欲望に駆られ、
うその情報を使って兄弟を貶めたエドマンド、
そして実父をないがしろにした挙句、既婚であるのに
エドマンドに色目を使ったゴネリル。

その一方でコーディリアのみ
ただひとつの良心でしたが…

元作はハッピーエンドなのに驚きです。
あとがき曰く、世の中の不条理を
表現したものだそうで。

読書ステータス

読了 4人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します