
リア王 (光文社古典新訳文庫)
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2015年6月23日に更新
内容紹介
とつぜん引退を宣言したリア王は、誰が王国継承にふさわしいか、娘たちの愛情をテストする。しかし結果はすべて、王の希望を打ち砕くものだった。最愛の三女コーディリアにまで裏切られたと思い込んだ王は、疑心暗鬼の果てに、心を深く病み、荒野をさまよう姿となる。

📝 レビュー (miyanさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
人の本性というものは
大きなものが何にもなく手に入った時から
むき出しになるものです。
実子でないゆえに地位の欲望に駆られ、
うその情報を使って兄弟を貶めたエドマンド、
そして実父をないがしろにした挙句、既婚であるのに
エドマンドに色目を使ったゴネリル。
その一方でコーディリアのみ
ただひとつの良心でしたが…
元作はハッピーエンドなのに驚きです。
あとがき曰く、世の中の不条理を
表現したものだそうで。
大きなものが何にもなく手に入った時から
むき出しになるものです。
実子でないゆえに地位の欲望に駆られ、
うその情報を使って兄弟を貶めたエドマンド、
そして実父をないがしろにした挙句、既婚であるのに
エドマンドに色目を使ったゴネリル。
その一方でコーディリアのみ
ただひとつの良心でしたが…
元作はハッピーエンドなのに驚きです。
あとがき曰く、世の中の不条理を
表現したものだそうで。
読書履歴
2015/06/23
287ページ
2015/06/23
232ページ
2015/06/23
132ページ
2015/06/23
68ページ
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