メニュー
華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)

華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)

この本の所有者

(4.3)
12人が登録
556回参照
2013年4月16日に更新

書籍情報

ページ数:
338ページ
参照数:
556回
登録日:
2013/04/14
更新日:
2013/04/16

この本を共有する

内容紹介

焚書官モンターグの仕事は、世界が禁じている“本”を見つけて焼き払うことだった。本は忌むべき禁制品とされていたのだ。人々は耳にはめた超小型ラジオや大画面テレビを通して与えられるものを無条件に受けいれ、本なしで満足に暮らしていた。だが、ふとした拍子に本を手にしたことから、モンターグの人生は大きく変わってゆく―SFの抒情詩人が、持てるかぎりの感受性と叡智をこめて現代文明を諷刺した不朽の名作。
Google プレビュー 書籍情報提供: Google Books
Google Booksで見る

📝 レビュー (かるはらうつまさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
人口が増え、すべての人に幸福を与えるためという口実の元、簡略化された未来。
思想や哲学を誘発する本は全て焼かれ、人々は海の貝を耳に詰め込み、テレビやドラッグの娯楽に浸る。
戦争が近づいても、子供達の殺し合いや車のレースでの死亡は減らず、死んでも保険金が入れば幸せという社会。

焚書官のモンターグは、少女との出会いを機に、自分は幸福でない事に気づく。
本を読んだ事のあるビーティは、死に向かう態度がそれを求めており、
多くの人々は空っぽの内容に称賛を贈る。

書物は人類の記憶!
物事の核心を描き、一人一人が考え、各人の行動に変わるもの。

読書履歴

2013/04/16 338ページ
2013/04/14 251ページ 自分の計画がバレて、指名手配犯となる。ビーティを焼殺するが、ビーティは死にたかった事に気づき涙が止まらなくなる。
2013/04/14 177ページ 書物が重要である理由・①物事の核心を示す②閑暇、考える時間③学んだ事から正しい行動を取る
2013/04/14 175ページ フェイバー教授の家に、隠し持っていた聖書を持っていく
2013/04/14 115ページ ビーティ署長の教えた歴史・世界の人口は増え、大衆の心を掴むには単純化を進めて行く事になった。映画も書物も低レベルの短縮化され、勉学や規律など考えると不幸になる事は抹消した。
2013/04/14 39ページ ミルドレッドは海の貝を耳に詰めて10年間生活している。
2013/04/14 101ページ 妻ミルドレッドから、クラリスが轢死したと聞く。1万ドルの保険を掛けているから死んでも幸せという思想の、人口が増えすぎ、簡略化が進む世界。
2013/04/14 85ページ 本は法律で焼き尽くす事にされている。所持=犯罪。本を持つ老女が、自分の本を焼かれる事に抵抗し、本と共に焼かれる運命を選ぶ。
2013/04/14 15ページ 焚書官のモンターグ、自称・頭のおかしい17歳の少女と出会う。

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を5冊見つけました

60.2%
ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)

ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)

桜庭 一樹

西暦1627年、ドイツ―魔女狩りの苛烈な嵐が吹き荒れるレンスの町で、10歳の少女マリーは“アンチ・キリスト”に出会った...。西暦2022年、シンガポール―3Dアーティストの青年ディッキーは、ゴシック...

4人 5
51%
狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

支倉 凍砂

行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない...

33人 3.7
50.3%
紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)

紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)

片山 憲太郎

揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎のもとに、とある少女を守るという依頼が舞い込んできた。少女の名は、九鳳院紫。世界屈指の大財閥の御令嬢。詳しい事情を聞かされぬまま、真九郎は紫との共同生活を開始。彼女の...

6人 5
机龍之介
机龍之介 Lv.74

情緒的で詩的な作品でした。舞台設定をSF的にした人間ドラマ。

Ze!qu
Ze!qu Lv.45

かるはらうつま
かるはらうつま Lv.42

人口が増え、すべての人に幸福を与えるためという口実の元、簡略化された未来。
思想や哲学を誘発する本は全て焼かれ、人々は海の貝を耳に詰め込み、テレビやドラッグの娯楽に浸る。
戦争が近づいても、子供達の殺し合いや車のレースでの死亡は減らず、死んでも保険金が入れば幸せという社会。

焚書官のモンターグは、少女との出会いを機に、自分は幸福でない事に気づく。
本を読んだ事のあるビーティは、死に向かう態度がそれを求めており、
多くの人々は空っぽの内容に称賛を贈る。

書物は人類の記憶!
物事の核心を描き、一人一人が考え、各人の行動に変わるもの。

よーぐると
よーぐると Lv.122

こちらも初ブラッドベリ。SFというより幻想作品という印象の方が強い。扱っているテーマはとても好きで、本に対する考え、こういう考え方はどーなのかというように突きつけられているように感じた。本がなければ幸せではないのか、なくてもいいではないか。この作品で描かれていた世界に対しては洗脳されているという印象が強く嫌悪感を覚える人も多いと思う。だがその世界の人々が幸せであるならばそれでいいではないか。何故だめなのか。
僕自身は読書を娯楽として楽しんでいるから、楽しいからあったほうが良い、それだけである。ただ同時に本というのは知識を引き継ぐための重要なツールでもある。人間は、生物はそもそも発展するものである。その流れに逆らう必要性は感じないし、文明をとどめておくために人間の好奇心を抑えることって不可能だろう。主人公がいい例である。

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します