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華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)

華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)

レイ ブラッドベリ

この本の所有者

(4.3)
12人が登録
475回参照
2012年7月2日に更新

書籍情報

ページ数:
338ページ
参照数:
475回
登録日:
2012/06/23
更新日:
2012/07/02

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内容紹介

焚書官モンターグの仕事は、世界が禁じている“本”を見つけて焼き払うことだった。本は忌むべき禁制品とされていたのだ。人々は耳にはめた超小型ラジオや大画面テレビを通して与えられるものを無条件に受けいれ、本なしで満足に暮らしていた。だが、ふとした拍子に本を手にしたことから、モンターグの人生は大きく変わってゆく―SFの抒情詩人が、持てるかぎりの感受性と叡智をこめて現代文明を諷刺した不朽の名作。
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読書履歴

2012/07/02 338ページ
2012/06/25 200ページ
2012/06/24 165ページ
2012/06/23 40ページ

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焚書官のモンターグは、少女との出会いを機に、自分は幸福でない事に気づく。
本を読んだ事のあるビーティは、死に向かう態度がそれを求めており、
多くの人々は空っぽの内容に称賛を贈る。

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こちらも初ブラッドベリ。SFというより幻想作品という印象の方が強い。扱っているテーマはとても好きで、本に対する考え、こういう考え方はどーなのかというように突きつけられているように感じた。本がなければ幸せではないのか、なくてもいいではないか。この作品で描かれていた世界に対しては洗脳されているという印象が強く嫌悪感を覚える人も多いと思う。だがその世界の人々が幸せであるならばそれでいいではないか。何故だめなのか。
僕自身は読書を娯楽として楽しんでいるから、楽しいからあったほうが良い、それだけである。ただ同時に本というのは知識を引き継ぐための重要なツールでもある。人間は、生物はそもそも発展するものである。その流れに逆らう必要性は感じないし、文明をとどめておくために人間の好奇心を抑えることって不可能だろう。主人公がいい例である。

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