メニュー
序の舞 (中公文庫)

序の舞 (中公文庫)

この本の所有者

1人が登録
6,795回参照
2011年6月18日に更新

書籍情報

ページ数:
738ページ
参照数:
6,795回
登録日:
2011/02/20
更新日:
2011/06/18
所有者:
zooko012 zooko012さん

この本を共有する

📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)

レビュー:
美人絵で著名な上村松園の評伝小説である。幼い頃から絵に夢中な松園は、茶屋を商う母親の手一つで育てられ、画学校を卒業、女性蔑視の風潮のある画壇と戦い、その一角を担う一流画家となっていく。師との関係を持ち、未婚の母となり、40過ぎて結婚を夢見るも年下の恋人に振られ・・と、激動の人生である。一方で、彼女は、温かく力強く支える母親、同じく著名画家に育つ子(上村松篁)や画業に理解のある嫁・孫、そして何よりも、揺るぎない才能に恵まれて、非常に幸せな人であったのではないかと思う。それにしても、宮尾登美子は、裏千家を書いた「松風の家」でも思ったが、この手の小説がめちゃくちゃうまい。くだくだした文体に芸がある。厚いが一気読み。

読書履歴

2011/06/18 738ページ

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「序の舞 (中公文庫)」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました

61.3%
恋歌 (講談社文庫)

恋歌 (講談社文庫)

朝井 まかて

天狗党の志士に嫁いで水戸へ下った中島歌子。だが、内乱が激化し囚われの身に。過酷な運命に翻弄された女の一生を描く、直木賞受賞作

2人 4
61.3%
櫂 (新潮文庫)

櫂 (新潮文庫)

宮尾 登美子

3人
zooko012
zooko012 Lv.229

美人絵で著名な上村松園の評伝小説である。幼い頃から絵に夢中な松園は、茶屋を商う母親の手一つで育てられ、画学校を卒業、女性蔑視の風潮のある画壇と戦い、その一角を担う一流画家となっていく。師との関係を持ち、未婚の母となり、40過ぎて結婚を夢見るも年下の恋人に振られ・・と、激動の人生である。一方で、彼女は、温かく力強く支える母親、同じく著名画家に育つ子(上村松篁)や画業に理解のある嫁・孫、そして何よりも、揺るぎない才能に恵まれて、非常に幸せな人であったのではないかと思う。それにしても、宮尾登美子は、裏千家を書いた「松風の家」でも思ったが、この手の小説がめちゃくちゃうまい。くだくだした文体に芸がある。厚いが一気読み。

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します