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📝 レビュー (自遊人さんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
作家・横山秀夫の処女作らしい。がその後の活躍が納得できる読み応え。15年前の女性教師転落死。当時は自殺として処理されたが、実は殺人事件だった。時効まであと一日と迫ったタイミングでのタレコミ。しかも犯人は当時の教え子である三人を名指ししてきた。彼らが決行したルパン作戦を振り返りながら、事件の真相に迫っていく。頼るのは当時の状況を語るルパン作戦の実行者だった人物達の供述から得る情報のみ。少ない情報から浮かび上がる犯人像は?元から少ない情報量からさらに必要な情報を上手くつなぎ合わせないと真相はみえてこない。
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