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虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫)

虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫)

雫井 脩介

この本の所有者

9人が登録
83回参照
2008年5月1日に更新

書籍情報

ページ数:
363ページ
参照数:
83回
登録日:
2008/05/01
更新日:
2008/05/01

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内容紹介

嵌められた男の出所から、新たなる惨劇が幕を開ける―。二十一年前の事件の加害者たちが、何者かによって次々と惨殺された。癌に侵されてゆく老刑事は、この事件を最後と決意して命懸けの捜査に乗り出した...。それぞれの人生が交錯するクライマックスまで、一瞬たりとも目が離せない!これがエンターテインメント小説の最前線だ。
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📝 レビュー (ぼんぼんさんのレビュー)

評価:
5/5
レビュー:
事件の真相に関して言えば、賛否両論あるのも頷ける。
でも泣かされた・・・。まさかこの小説で泣くとは最後の最後まで思っていなかったのだけれど。
顔を失いながら、必死に笑う練習をした少年。
不器用にしか生きられないモリさん。
二人の過酷な運命や生き方を思うと、なんとも苦い涙が出ました。
乗り越えられない悲しみは、もう一生抱えていくしかないのかな。
強く生きるとは、そんな諦観をも自分の中で消化していくことなのかもしれないな。
 
そいえばこの小説はドラマ化されたらしいのだけれど、どんなキャストでどんな筋だったんだろう?小説どおりにドラマ化されていれば、実質「同一人物なのに二役」を演じる役者さんも複数いるわけで、なんかいろんな意味で難しそうだなぁ。。。とか想像してみたり。
見てみたかったな。

読書履歴

2008/05/01 363ページ
2008/05/01 172ページ 事件の真相が早く知りたい!モリさんカッコいいなぁ。

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