蟹工船・党生活者 (新潮文庫)
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書籍情報
- ページ数:
-
217ページ
- 参照数:
- 103回
- 登録日:
- 2012/05/06
- 更新日:
- 2012/05/06
- 所有者:
-
Barbaemiさん
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内容紹介
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何だか流行っているとのことで、買って読んでみました。
ちなみに、最近までこの本は「蟹工船党生活者 」かと思っていて、蟹工船のムック本かなにかと勘違いしていました。。
労働組合なんて無くて、そりゃもう今の人権団体が聞いたら卒倒しそうな状況の「蟹工船」の中での労働者たちを描いた一冊。
んもう、いろんなことが生々しすぎっす。
当時の資本家にしてみれば「赤化」ってのは非常にやっかいで怖いものだったんでしょうね。労働者の権利!なんて言われたら今やっている勤務体系なんて、大阪の職員組合なんてびっくり仰天すること間違い無しってことで。
党生活者はちょと読みづらくて飛ばし読みしてしまいました。。
3/14終了。戦前の資本主義全開(雇用主による一方的な労働者の権利しか認められていない時代)のころの話し。
ストライキという言葉がなかったなかでそれが起きていく流れあまりにも自然だった。
党生活者は主人公の世の中を変えるために身近な物に犠牲になってもらって当たり前という考えが鼻についた。