
裂壊―警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)
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2010年9月2日に更新
📝 レビュー (mak246さんのレビュー)
評価:
3/5
レビュー:
いままで伏線だけだった阿比留室長の過去に纏わる事件がつにい勃発!
ようやく本格的に社会復帰してきた高城に相反して、家族、というより過去の過ちの為に自分の立場を投げ捨てる覚悟の阿比留室長。そして、それぞれの家族に対する想いや考え方の違いからくる確執。高城を中心にまとまり始めた失踪課の行方を含め、シリーズとしての本筋が色々と転がりだした感がある本作。恐らく、今後の展開へのターニングポイントとなる作品なのかと。。。
ちなみに、前作で「新キャラ登場?」と思わせた井形は全く登場せず、、、ってか、完全にカットアウト。。まぁ、前作に引き続いて森田に見せ場があったり、六条にも少しながらスポットが当たったりと、影の薄かったレギュラーキャラクターたちの存在感が出てきたので、その意味では井形の続投よりはこの方が良かったかと。。お陰で前作に感じた消化不良も少しは解消傾向。
そして再び鳴沢了が名前だけで登場。これは後々の伏線なんだろうか?とは言え、立て続いて出す事もなかったように思うのだが…。。確かに高城とのクロスオーバーを見てみたい気はするけど、失踪課だけで完結させてほしい気もするので、この思わせぶりにはちょっと複雑。。。
とにかく、ようやくシリーズとして盛り上がり始めたので、これからの展開に期待!!
ようやく本格的に社会復帰してきた高城に相反して、家族、というより過去の過ちの為に自分の立場を投げ捨てる覚悟の阿比留室長。そして、それぞれの家族に対する想いや考え方の違いからくる確執。高城を中心にまとまり始めた失踪課の行方を含め、シリーズとしての本筋が色々と転がりだした感がある本作。恐らく、今後の展開へのターニングポイントとなる作品なのかと。。。
ちなみに、前作で「新キャラ登場?」と思わせた井形は全く登場せず、、、ってか、完全にカットアウト。。まぁ、前作に引き続いて森田に見せ場があったり、六条にも少しながらスポットが当たったりと、影の薄かったレギュラーキャラクターたちの存在感が出てきたので、その意味では井形の続投よりはこの方が良かったかと。。お陰で前作に感じた消化不良も少しは解消傾向。
そして再び鳴沢了が名前だけで登場。これは後々の伏線なんだろうか?とは言え、立て続いて出す事もなかったように思うのだが…。。確かに高城とのクロスオーバーを見てみたい気はするけど、失踪課だけで完結させてほしい気もするので、この思わせぶりにはちょっと複雑。。。
とにかく、ようやくシリーズとして盛り上がり始めたので、これからの展開に期待!!
読書履歴
2010/09/02
459ページ
2010/09/01
390ページ
2010/08/31
280ページ
2010/08/28
193ページ
2010/08/27
102ページ
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