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失敗学のすすめ (講談社文庫)

失敗学のすすめ (講談社文庫)

畑村 洋太郎

この本の所有者

(4.0)
11人が登録
84回参照
2012年2月5日に更新

書籍情報

ページ数:
320ページ
参照数:
84回
登録日:
2012/02/01
更新日:
2012/02/05
所有者:
miya miyaさん

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内容紹介

恥や減点の対象ではなく、肯定的に利用することが、失敗を生かすコツ。個人の成長も組織の発展も、失敗とのつきあい方で大きく違う。さらに新たな創造のヒントになり、大きな事故を未然に防ぐ方法も示される―。「失敗は成功の母」を科学的に実証した本書は、日本人の失敗に対する考えを大きく変えた。
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読書履歴

2012/02/05 320ページ

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実際の失敗(事故)の例をもって、具体的に失敗の起きるプロセスが説明されており、なかなか興味深かったです。

アメリカのタコマ橋崩落、雪印の一連の不祥事、JCOの臨界事故、六ヶ所村核燃料再処理工場における不始末、航空母艦大鳳の爆発、三井三池炭鉱事故(http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=0&id=CA0000611)そして、著者の方自身が実験中にあった、命を落としかけた失敗。ホント身につまされる話ばかりです。

どうしても、失敗って、隠したいと思ってしまうし、控えめに伝えてしまおう、なんてバイアスが掛かってしまう訳で。実は、それがさらなる失敗の連鎖を生んでしまったりしてしまうと。

また、失敗は得てして美談とされたりしてしまう、「失敗は神話化しやすい」って性質もなるほどと。戦艦大和なんて最たるものだそうで。

一方で、失敗を肯定し、失敗と向き合って行こうと言う取り組みがあるのも事実。日本企業は総じて苦手みたいですけど。

マニュアルのみに依存すること無く、物事の本質を理解して取り組んで行くこと。エンジニアとしても非常に大切なことだと思います。

あと、そうだよなーと思った一節。

「まさかこんなことが起こるとは思わなかった」ではなくて「あり得ることとは知っていたが、まったく考えていなかった」でしょ。

確かに。

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