
小暮写眞館 (書き下ろし100冊)
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内容紹介

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金閣寺
三島 由紀夫
1950年7月1日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み―ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、...
予約していた図書館から本が届いてびっくり。分厚い。。読み切れるだろうかと不安を抱えながらとっかかった。読み進めていくと一話ごと一旦休める連作になっていた。主人公の高校生英一が心霊写真もどきの謎を解き明かすことによって人間の想いが伝わる形で物語が進んでいく。登場人物はテンコ、垣本順子をはじめ皆、魅力的。その他、インフルエンザ脳症で幼い家族を亡くした花菱一家、特にピカの思いが徐々に明らかになってきて最後はほっこり温かい気持ちになった。後味がとてもいい。
このミスベスト10、2011年版8位。心霊写真を軸に心の傷に関するドラマが展開する。あんまり宮部みゆきっぽくないし、ちょっと苦手なタイプ。作りすぎって言うか、セリフや振る舞いがわざとらしいし、余韻を残すのもいや。あと、子供がやけに大人っぽいのも気になる。この人のは淡々としたノンフィクションのような書きっぷりが好きなんですが。。。
















