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小暮写眞館 (100周年書き下ろし)

小暮写眞館 (100周年書き下ろし)

宮部 みゆき

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19人が登録
2件のレビュー

この本について

もう会えないなんて言うなよ。あなたは思い出す。どれだけ小説を求めていたか。ようこそ、小暮写眞館へ。3年ぶり現代エンターテインメント。

みんなの評価

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レビュー

yuchan
yuchan
2011年6月読了
予約していた図書館から本が届いてびっくり。分厚い。。読み切れるだろうかと不安を抱えながらとっかかった。読み進めていくと一話ごと一旦休める連作になっていた。主人公の高校生英一が心霊写真もどきの謎を解き明かすことによって人間の想いが伝わる形で物語が進んでいく。登場人物はテンコ、垣本順子をはじめ皆、魅力的。その他、インフルエンザ脳症で幼い家族を亡くした花菱一家、特にピカの思いが徐々に明らかになってきて最後はほっこり温かい気持ちになった。後味がとてもいい。
こまきよ
こまきよ
2013年3月読了
このミスベスト10、2011年版8位。心霊写真を軸に心の傷に関するドラマが展開する。あんまり宮部みゆきっぽくないし、ちょっと苦手なタイプ。作りすぎって言うか、セリフや振る舞いがわざとらしいし、余韻を残すのもいや。あと、子供がやけに大人っぽいのも気になる。この人のは淡々としたノンフィクションのような書きっぷりが好きなんですが。。。

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