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デッドエンドの思い出 (文春文庫)

デッドエンドの思い出 (文春文庫)

よしもと ばなな

この本の所有者

(2.0)
28人が登録
191回参照
2012年1月14日に更新

書籍情報

ページ数:
245ページ
参照数:
191回
登録日:
2012/01/09
更新日:
2012/01/14

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読書履歴

2012/01/14 245ページ きっとそれはわたしの心の中の宝箱のようなものにおさめられ、どういう設定で見たのか、どんな気持ちだったのかすっかり忘れ去られても、私が死ぬときに幸福の象徴としてきらきらと私を迎えに来る輝かしい光景のひとつになるだろう
2012/01/13 214ページ いい環境にいることを、恥じることはないよ。武器にしたほうがいいんだよ。もう持っているものなんだから。君は、帰って、またいつか誰かを好きになって、いい結婚をして、お父さんとお母さんと交流を絶やさず、妹とも仲いいままで、その場所で大きな輪を作っていけばいいんだ。君にはそういう力があるし、それが君の人生なんだから、誰に恥じることもないよ。相手が君の人生からはじき出されたと思えばいい。
2012/01/09 134ページ
2012/01/09 65ページ 風に木がざわざわ揺れて、光も揺れる。そうすると彼は目を細めて、「いいなあ」という顔をする。そういう素直な感覚はとにかく親から絶対的に大切な何かをもらっている人の特徴

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