内容紹介
五十年前の大水害の翌日、若いうどん職人が路上でふるまったうどんは、まずくて、おいしくて、希望の味がした。空襲から、まだ十数年しかたっていないのに。一面の焼け野原からせっかくみんなでがんばって復興したのに、今度は一面の海になってしまって、やり直し...。それでも、ひとびとはくじけなかった。いま一生懸命に生きているひとたちを、あたたかく、そして力強く包み込む―。極上の物語は、静かに最終章を迎える。いま届けたい希望の物語。
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (しげぞうさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
上巻とまた話の展開が変わり違ったストーリーとして楽しめた
読書履歴
2011/12/12
250ページ
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17人
3.7
しげぞう
Lv.210
上巻とまた話の展開が変わり違ったストーリーとして楽しめた
ckch
Lv.5
最終章で、うまくおとしたなーというかんじ。主人公の祖父母世代の話はよかったけど、最終章の同級生の話は蛇足かも??